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地元磐田の誇り”ジュビロ”を応援するブログ

守備”合格”も...磐田、開幕戦ドロー

 J1リーグの開幕戦が25日に行われ、ジュビロ磐田セレッソ大阪と対戦した。新加入の司令塔、中村俊輔の左足に注目が集まったが、試合は0-0のスコアレスドロー。キャンプから注力していた守備は及第点だが、連携不足から厚みのある攻撃はほとんどできず。昇格組からなんとか勝ち点1を拾った磐田、開幕戦という独特の雰囲気にのまれた。

 磐田の先発メンバーは次の通り。GKにカミンスキー、最終ラインは右からDF山本、DF大井、DF森下、MF宮崎。ダブルボランチにMFムサエフとMF川辺。中盤のサイドは右にMF太田、左にMFアダイウトン。トップ下にはMF中村俊、1トップにFW川又が入り4-2-3-1の布陣で臨んだ。

 ファーストシュートは”10番”中村。前半3分、敵陣中央で得たFKを直接狙ったが「抜けてしまいました」(中村)と枠を外れた。同36分にはアダイウトンがミドル。これは惜しくもGKにセーブされた。前半終了間際の45分には、左サイドの敵陣高い位置からFK。中村がクロスを送るとアダイウトンが頭で落とし、最後は山本が押し込んだ。しかし、味方のファウルを取られてノーゴールの判定。前半を0-0で折り返す。

 後半に入ってもオープンな展開にはならず、なかなか攻め手のない磐田。トップの川又にボールを送るが2人、3人とフォローに入ることができずセカンドボールをものにできない。磐田は後半35分に松本を投入。直後、右サイド高い位置で山本へパス。山本のクロスはクリアされるがこぼれ球にムサエフが左足シュート。わずかに枠を外れゴールとはならなかった。試合はそのまま終了。開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

司令塔・中村「やりたいことの半分しかできなかった」

 FKを直接狙ったのは2本。どちらも敵陣中央、やや遠目という位置。昨季までは何気ないリスタートになるが、今試合では状況が一変。中村がキッカーであることで"ゴールを狙える"というゾーンは格段に広くなった。CKも同様。得点にはつながらなかったが、希代のキッカーが蹴ることでセットプレーは磐田の武器となった。また、走行距離は両チーム含めて唯一12kmに到達。38歳という年齢だが体力的にも90分フルで戦えることを証明した。
 一方で、ソウザや山口とボール奪取に優れたセ大阪の選手を相手になかなかチャンスに直結したパスがだせなかった。「やりたいことの半分くらいしかできませんでした」と中村。次節ホームでの仙台戦。勝利に向けて攻撃を活性化させることができるか、司令塔の左足に注目が集まる。(end)
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