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小川航「結果だけを求めて」 値千金の同点弾!!

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 DAZNニューイヤーカップ鹿児島Rの第3戦が11日に行われ、ジュビロ磐田鹿児島ユナイテッドFCと対戦した。磐田は鹿児島に危ない場面を作らせなかったが、パスミスや連携不足でなかなか攻撃の形を見いだせず、前半を0-0で折り返す。後半、途中出場の荒木や松本がゴール前の連携からシュートを放つなど決定機はあったが得点には至らなかった。すると同39分、右CKから藤本に右足で合わせられて鹿児島に先制を許してしまう。負ければ大会連覇を逃す磐田だったが、試合終了間際、ゴール前の競り合いの中押し込んだ小川航のゴールでなんとか同点に追いつき、1-1のドロー。勝ち点などで鹿児島と並んだ磐田は抽選で優勝を引き当て、大会2連覇を果たした。

荒木、松本ら交代組が躍動した後半

 磐田の先発メンバーは次の通り。GKに志村滉、最終ラインは右からDF櫻内渚、DF大南拓磨、DF高橋祥平、MF中村太亮。ダブルボランチにMF上田康太とMF上原力也。中盤のサイドは右にMF松浦拓弥、左にMF松井大輔。トップ下にはMF針谷岳晃、1トップにFW齊藤和樹が入り4-2-3-1の布陣。2戦連続で針谷がトップ下で先発出場した。

 磐田は前半38分、齊藤がペナルティーエリア右からクロスを送ると、中央で待っていた針谷がトラップから反転して左足ボレー。得点とはならなかったがルーキー針谷がこの日も見事なプレーをみせる。ただ、前半で会場が沸いたのはこのシーンくらい。シュートも前半は3本に終わった。

 後半に入ると荒木、松本を投入。すると後半5分、さっそく荒木が左サイドで仕掛ける。二人をかわしてペナルティーエリアに進入、フィニッシュまで持ち込んだがシュートはGK正面だった。同17分には松本が上田のパスから左足を振りぬく。しかし、ペナルティーエリア右角付近から放ったシュートは惜しくもゴール左のバーに嫌われた。同27分にはまたも荒木に決定機。松浦が左サイド敵陣深い位置から中央へパスを送るとゴール前で荒木がシュート。これはGKの好セーブに阻まれた。

同点弾の小川航「結果だけを求めて試合に臨んだ」

 徐々に攻撃に厚みが増してきた磐田だったが、後半39分にCKの流れから失点、リードされる展開に。しかし、後半アディショナルタイム4分、右サイドのゴール際から櫻内が粘って上げたクロスに大井が高い打点のヘディング。クロスバーに直撃したこぼれ球に反応した小川航がGKとの競り合いの中でゴールに押し込んだ。昨年のニューイヤーカップでも清水戦で途中出場、試合終了間際に得点を決めている。今試合でも、後半24分からの途中出場。限られた時間の中で貪欲にゴールを狙っていた。試合後のインタビューでは「あきらめない姿が結果につながった」「結果だけを求めて試合に臨んだ」と語った小川航。フォワードとして、何よりもゴールを求める姿勢に頼もしさを感じた。

 試合はそのまま終了し、1-1のドローで決着。最終順位は勝ち点などで並んだ鹿児島との抽選の結果、優勝となった。カテゴリーの違う相手との対戦が続いた今大会。優勝はしたものの、1勝2分と3戦全勝した昨年よりは物足りないものになった。ゴールに関しても各試合1点ずつで複数点はなし。しかし、あくまでプレシーズン。名波監督は「キャンプでは攻撃についてはほとんど触っていない」と語る。あと2週間でどれだけ連携を深めることができるかに注目だ。本番は2月25日、セレッソ大阪戦から始まる。(end)
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