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ルーキー針谷、トップ下で随所に見せ場

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 DAZNニューイヤーカップ鹿児島Rの第2戦が8日に行われ、ジュビロ磐田ギラヴァンツ北九州と対戦した。前半42分、松浦からの縦パスを小川航が落としたところ、走りこんだ荒木がシュート。GKにはじかれるもゴールに吸い込まれ磐田が先制した。試合は前半の1点を守り切った磐田が1-0で勝ち今大会初勝利。先制するも追加点を奪えない試合が続いたが、鹿児島R連覇に向けて勝ち点3を積み上げた。

若手主体で1-0勝利 名波監督「有意義な90分」

 磐田の先発メンバーは次の通り。GKに三浦龍輝、最終ラインは右からDF櫻内渚、DF大南拓磨、DF藤田義明、MF宮崎智彦。ダブルボランチにMF松浦拓弥とMF上原力也。中盤のサイドは右にMF太田吉彰、左にMF荒木大吾。トップ下にはMF針谷岳晃、1トップにFW小川 航基が入り4-2-3-1の布陣。ルーキーや2年目が目立つ若手主体のメンバーで臨んだ。

 前半17分、太田の右CKに櫻内が頭で合わせるもGKにセーブされる。21分に荒木の縦パスを受けた小川航が強烈な右足シュートを放った。28分、今度は太田がドリブルで持ち込んでミドルシュート。こちらもGK山岸にはじかれ得点とはならなかった。なかなかチャンスをものにできていなかった磐田だが、前半終了間際の42分にゴール前での連携から荒木のシュートで先制に成功。「練習でやっていた動き」と荒木。

 後半の頭からは小川大貴が右SBに入った。昨年の大けがからの復帰とあって久しぶりの試合だったが、安定した守備と果敢なオーバーラップで持ち味を発揮していた。同29分には来季チーム加入が決定した筑波大の中野誠也、元ウズベキスタン代表のムサエフも登場した。後半に入ると、北九州に攻め込まれる時間帯が増えたが、GK三浦龍輝を中心に守り切る。攻撃では後半3分、太田のFKに小川航がヘディングシュート、47分には太田のFKからムサエフがゴール前に飛び込むなどゴールを脅かしたが追加点は奪えず。試合はそのまま1-0で磐田が勝利した。名波監督は「経験のある選手がリードしてくれて、若い選手たちも積極的にプレーしてくれた。非常に有意義な90分だった」と評価。

ルーキー針谷が堂々のトップ下

 5日の熊本戦で活躍した38歳中村俊輔に代わり、トップ下で先発した針谷。その針谷は前半17分、右サイドで仕掛けた荒木のパスに反応。裏へ抜け出してシュート性のクロス。同22分、右サイドからの太田のクロスに右足で合わせた。惜しくも得点とはならなかったが、序盤から積極的にゴール前に顔を出す。以降、直接シュートシーンに絡むことはなかったが、ハーフウエーライン付近から敵陣右サイドに大きく展開、ライン際の太田へピンポイントでロングパスを通したり、密集地でも切り返しやターンで相手をはがして味方につないだりするなど随所で見せ場を作った。後半29分に交代。終始、高卒ルーキーとは思えないほど淡々と、堂々とプレーしていた針谷。1年目からの活躍に期待がふくらむ内容だった。(end)
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