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名波監督、3バックに「肉付けできている」


 DAZNニューイヤーカップ鹿児島Rの初戦が5日に行われ、ジュビロ磐田ロアッソ熊本と対戦した。試合は前半37分、DF櫻内のクロスに新戦力のFW川又が頭で合わせ先制。しかし、後半33分、右サイドからクロスを上げられると嶋田に決められ熊本が同点に追いつく。試合はそのまま1-1のドローで終了した。

結果残した川又、俊輔もさすがの存在感

 磐田の先発メンバーは次の通り。GKに八田直樹、最終ラインは右からDF櫻内渚、DF藤田義明、DF森下俊。ダブルボランチにMF川辺駿とMF松本昌也。サイドは右にMF太田吉彰、左にMF宮崎智彦。トップ下にはMF中村俊輔、2トップにFW川又堅碁、FW小川 航基が並ぶ3-5-2の布陣で臨む。

 前半5分、ファーストシュートは”背番号10”の中村俊だった。ミドルレンジから左足を一閃。惜しくもバーの上に外れたが観客を沸かせる強烈なシュートを放った。6分にもCKの流れからすぐさまシュートを放ち、積極的な姿勢をみせた。前半33分、中村俊のFKに川又が頭合わせるもGK正面。続く34分、またしても中村俊からのクロスに川又がヘディングでゴールを狙うなど、攻撃をけん引した。そして37分、櫻内が右サイドからアーリークロスを送ると後ろからのボールに川又がうまく頭で合わせ先制した。

 後半はフォーメーションを4-2-3-1に変更。小川が下がり、2列目の左に荒木が入った。前半は磐田がゲームを支配していた印象だったが、後半はシュートの本数が激減、守備でも熊本に何度か危ないシーンを作られてしまう。すると悪い流れを断ち切れずに33分、熊本に同点弾を許す。試合は同点のまま終了。磐田は追加点を奪えず、勝ち切ることができなかった。

 名波監督は試合後のインタビューで「カテゴリーの違う相手に、選手は謙虚にアグレッシブに、今もてる体力の約すべてを使って戦ってくれた」と評価。昨季は3バックと4バックを併用した名波監督。3バックで結果がついてこなかったが、この試合でも3バックを採用。前半のみだったが無失点で「昨年より肉付けができている」と満足そうだった。まだまだピッチ上で連携や各個人の調子を整えていく段階。リーグ戦はどんな布陣で戦うのか、名波監督の采配に注目が集まる。(end)
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